第31話「無題」 @百物語2011本編
著:砂糖次郎
何年か前の話。当時、学生だった自分は自転車でアルバイトに通っていたんだけど、
そのアルバイト先はちょっと遠くて、30分ほど自転車を漕がないといけなかったんだ。
その日も、店を閉めて帰る時間になったのは雑談していたこともあって、深夜0時を回る時間。
といっても、帰る道は国道に面しているので、車の往来は多いし、暗い道でもない。
海にほど近いところを走るので、いくつか橋を越えないといけなかったんだけど、
その2番目の橋で、川側のほうを見ると直径2mぐらいの光る球体が見えた。
その球体は遠い場所で光っているのでなく、5mぐらい先で光っている。
これはなんだろうと思って自転車を止めてその球体を見ていたんだけど、10秒ぐらいしたら消えてなくなりました。
周りで見ている人はいなく、プラズマってこれかと思ったけど、
あれはなんだったんだろう。
【終わり】
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